たりない春日
南海キャンディーズ山里亮太とオードリー若林正恭の2人によるユニット『たりないふたり』
中野サンプラザでのライブ1日目の裏側では若林の相方、春日俊彰の“たりない”行動があった!?
◆会っちゃうふたり
ライブを観に来た多くの有名人の中に春日の姿も。
8月22日放送『山里亮太 不毛な議論』より
山里:春日さんがさ、春日さんね、かわいいのよ(笑)
春日さんは、ライブ終わったら、終わったらね、楽屋にサプライズで来て「若林くん、来てたよ」ってやろうとしてたんだって。春日さんね、来る時道間違っちゃってね、舞台袖入ってきちゃって、で、若林くんに会っちゃったってね(笑)
で、春日さんは若林くんに会ったらオンでそういうテンションでやろうとしてるから、春日さんロボットだから、若林に会う→オンでいつもの春日をやるっていうね、スイッチが入るから、袖で若林くんが歌の確認してんのよ、俺と一緒に。
で、「いやあ、俺なしでお前、行けんのか!」みたいなことを春日が言うわけ。そしたら若林くん、すっげー冷たーい声で「オンで入ってきましたね」っつって。「春日さん、オンで」っつって。「今分かんない?」っつって。「ウィ」っつって(笑)「ウィ。怒ってる?」っつって。「いや、もう、あの」っつって若林くんがマネージャーさん呼んで、「席案内してあげて」っつって(笑)「ウィ」っつって「山里さんほんと、頑張ってください」って、スッと行っちゃったわけ(笑)
オードリーが語るその場面
8月25日放送『オードリーのオールナイトニッポン』より
若林:あのね、あなたもね、芸歴長いじゃない?
春日:はい。13年になりますか、ええ。
若林:本番始まるギリ着いて、楽屋口から入って来たらさ、あのぐらいの時間に袖に出演者が待機してるぐらい知ってるじゃないですか?
春日:そうだね。
若林:なんなんすかあの、本番前袖で話してたら春日が真横通り過ぎるって?本番1分前よ!
春日:いや、あれもね…
若林:で、「あ!春日さんだ」って山ちゃんが言ってさ。で、俺も「あっ!」ってなってさ。したらさ、そのまま通りすぎてくれればいいのにさ、「観に来ましたよ」みたいな。「春日がいなくて大丈夫ですか?」みたいな。もう1分前よ?始まる。「だからちょっとオンやめてよ」と。
春日:ヘハハハハハハハ(笑)
若林:こっちはたりないふたりで、俺たりないふたりにおいてはボケやってるからさ(笑)
春日:おボケさんですね。
若林:ボケやってるから、嫌なのよ。
春日:うんうんうん。
若林:で、なんか山ちゃんはやり取りしてくれてさ、「春日が出ないと危ないんじゃないですか?」みたいな。「いやいや、もうちょっと席案内してあげて」っつって俺が言ってさ。それで「なんなんだよ」と思って、思い返したら芸人交換日記も本番2分前ぐらいにお前楽屋裏うろちょろしててさ。
春日:ガハハハハ(笑)いやそうなのやっぱり。
若林:だいたい分かんじゃん?あのぐらいの時間だったらピリついてるっていうのは。
春日:そうね、そうね。だからアタシもびっくらこいたの。バッて出たらさ、もう袖だったからさ。着いてさ、Dちゃんが待っててくれたのよ。あの、楽屋口みたいな所で。「じゃあもう始まりますんで」っつってバァーって行ってたら、そこにドン!て出ちゃって。私は、その狙いとしてはさ、最後に、こう楽屋に行って「来てました」っていうね。
若林:「実は観てましたよ」
春日:そうそうそう。「おお、来てたのか!」みたいな、感じかと思ったら、開始前にもうバレちゃうっていうね(笑)そうなっちゃったのよ。
若林:だからあの辺にいるの分かるでしょ?
春日:そうなぁ〜、後から考えたら、ちゃんとこうね、用意周到にやっときゃ良かったなと思ってさ。うん、ほんと出番直前だったもんね。そうなった以上はもうオンで行かないとさ、こっちもさ(笑)
若林:いや、お前あそこはオフでいい。「あ…すいません、なんか本番前に。あの、頑張って…頑張って」って言って(笑)
春日:いや、それもなんかさ、アタシも面食らってる部分もあるしさ(笑)そこはちょっとね、オフに出来なかったんですよ。
◆若林くん、実は僕来てたんだよ!
終演後
『山里亮太 不毛な議論』より
山里:で、舞台終わったらさ、俺はあいつそれがすげーなと思うんだけどさ、テレビ収録じゃないんだよ別に?テレビ収録じゃないのにさ、春日さん終わったあと楽屋にさ、「トゥース!」って来て「若林くん、実は僕来てたんだよ!」ってやってて(笑)いや、お前来てた…(笑)なんでまだドッキリやろうとしてんの?(笑)
『オードリーのオールナイトニッポン』より
若林:春日さんが楽屋挨拶に来るという情報が、俺と山ちゃんに入ったの。
春日:はいはいはい。
若林:なんか遅いから、「あれ、まだ?みんな詰まっちゃってんじゃないの?楽屋挨拶」なんつって、「あぁ、ちょっと待ってください」
実はVを回すってことで、春日さんがいつものオンの春日で2人に挨拶していいのか、プライベートっぽい春日で挨拶するのかどっちかを総合演出に確認してるって情報が入って来て(笑)どっちでもいいわ!と思って(笑)春日:やっぱりその〜、最初に会っちゃってるっていうのもあるしね…(笑)その辺も加味して。
若林:オンで楽屋挨拶来たのって春日と付け焼刃だけだから。
春日:おいおい、入れてんじゃないよスイッチを!えぇ〜!あっそう。
若林:それで「観てやりましたよ」みたいに入ってきてさ。で、白々しかったよほんとに。オンで入ってくるから。
春日:オンですよやっぱ。オンじゃないとやっぱお恥ずかしいっていうのもあったしね。
開演前に顔を合わせてしまって既に来てることはバレてるのに「若林くん、実は僕来てたんだよ!」と言う春日が春日すぎてw
たりないふたりとは違う意味で“たりない”春日のエピソードでした。
30から40へ 若手芸人高年齢化
2012年6月18日放送「DigTag カンニング竹山の黒ぶちメガネ」
竹山は今年41歳、芸歴は22年。
20歳でカンニングを結成。
芸人を辞めることも考えていた8年目9年目で注目され始める。
竹山:丁度30歳、31歳ぐらいの時に結構テレビで使われだして。で、皆さんに『カンニング』って覚えてもらうっていう時期が来たんですけど。それがだいたいざっと計算してカンニング結成から10年なんです。当時、今41ですから今からだから11、2年前になりますけど、当時僕らが何て言われたかというと「遅いね〜」って言われてたんですよ。出てくるのが。「苦節10年」とか。「遅いね〜」「下積んでたね〜」それを逆に僕らネタにしてたわけですよ。
で、来てたんですけどあれから早10年11年経った今、現状はちょっと変わってまして。10年やったぐらいでは遅くないんですよ。そんな芸人いっぱいいるんですよ。それでまだ、こういう言葉使うの嫌ですけど売れてないっていう。
売れない若手芸人の現状。
芸歴10年以上の芸人が多くいるのでライブハウス等では芸歴9年の芸人でも楽屋で着替えられないという。
竹山:僕らの時は芸歴10年ぐらいだったら楽屋で威張ってる組ですよね。でも今は芸歴10年以下はちょっともうほんとに楽屋にも入れなくて非常階段で着替えてますみたいな。なぜなら芸歴10何年のベテランたちが、でもテレビには出てない売れてないベテランたちが辞めずにみんないると。その裾野が物凄い広がってるらしいです。
竹山:昔は30だったけど、辞めなきゃいけない、夢見ていい時期は30だったけど、今「夢諦めろよ」ってなる歳が40歳になってんじゃねえか?っていう。思ったんすよね。実際うちのスギとか、ワイルドスギとかそうですけど38ぐらいで売れたりしたし、Hi-Hiとかも36とか7じゃなかったですか?(※スギちゃん、Hi-Hiは1973年生まれ)だからそれが変わってきてんのかな?と、ちょっと思ったんですけど果たしてそれが良いことか悪いことか。
竹山が自らの経験を基に語る芸人の年齢と転機(辞める時期)の話。
(※抜粋してあるのと自分なりに解釈して文章を構築している部分もあるのでご了承を)
20歳で芸人を始めたと仮定
- 20〜23歳
- 見た目のかわいさ・フレッシュさ、ネタのフレッシュさがありノリ・勢いで押せる。
- 20、21歳ぐらいの芸人を一番身近に感じてくれる女子高生のファンが付く。
- 23歳
- 女子高生のファンが高校を卒業。ライブの客が新たな女子高生と入れ替わる。
- 入れ替わった女子高生ファンには23歳は年齢が上。また新たに20歳ぐらいの芸人が入ってくるのでライブでの人気が低下する。
- コンビの解散、芸人の引退が増える。
- 26、27歳
- 昔ほどの人気もなくそのまま続けていると、30歳の壁が見えてくる。
- 自分に彼女が出来たり、親からは「いつまでそんな事をやっているのか」と問われ、身の振り方を考えだす。
- 「今辞めて働けば30歳までにはまともな生活に戻れるかもしれない」と考えた芸人がごっそり辞めていく。
- 30歳
- 売れないまま30歳という区切りの年齢になり、親にも言われ、自ら見切りを付けた芸人が夢破れて辞めていく。
竹山:30になっても売れないまま続けてるってあんまりいなかったんですよね。それが今、30からでもゴロゴロいるから。だからその無理だとも言えないし、実際売れた奴もいるしっていう。そこが変わってきたのかなという。じゃあ実際みんな40になった時に辞めるんだろうか?と考えた時に、たぶん辞めないと思うんだよね。きっと。
これからは40歳の若手芸人どころか50歳の若手芸人もいっぱい出てくると思うと言う竹山。
テレビでよく言われる「上がいるから、辞めないから若手が上がっていけない」という芸人ピラミッドの構図が、今は下の方、ライブシーンにまでギュウギュウに詰まっている。
30歳が区切りだった時代から“たかだか10年”でそれが40歳まで上がってきているのではないか?
竹山:俺がしゃべった後輩に言われたのは、そいつら16年やってる奴だったんですよね。「16年やってんのよ?大丈夫?」みたいなトークした時、「いやいや待ってください。僕らはカンニングさんの話を聞いてるし、昔カンニングさんを見た」と。「カンニングさんは苦節…ずーっと売れなくて苦節でやっとおじさんになって売れたんじゃないですか」と。「だから『ああいうパターンもあるからやろう』つってやってんです」って言うんだけど、「いやちょっと待って」と。「あの時、俺29だよ」って言ったらみんな顔青ざめるのよ。「あん時俺9年目ぐらいよ」って言ったら「えーっ…ヤバい!もう16年やってる」みたいな。
竹山がテレビに出だした頃から老けていて、相当苦労したおじさんのようなルックスだった事もこういう間違いの原因だとも。
笑えるような笑えない話。
40、50になってようやく売れる役者はこれまで多くいたが、芸人もそうなってきている。下手したらバンドマンもそうなっていくのでは?と竹山。
竹山:夢見る人たちの高年齢化…が進んでるんじゃないかな?と僕は何となく思ったりしてました。
こういった現象は間違いなくあることだし、これから劇的に(特に良い方向に)変化することもないでしょう。
芸人さん、そして応援している人たちにも苦しい時間が長く続く可能性が高い時代になりました。
シャンおじ ゲスト:カンニング竹山 - SELECTボタンとRUNボタン同時押し!
この時に話をしていたカンニング、オードリーも世に出るチャンスを10年ぐらいで掴んでいるわけです。今の若手芸人はそれをはるかに超える芸歴の人たちが山ほどいるという現実。
売れてなくても好きな芸人さんには辞めてほしくないし、ファンの人たちが先に諦めるようなこともしてほしくない。
とはいえどれが正解で、どれが本当に幸せなのかは誰にも分からず…
ひとつ言えるのは、みんな売れろ!ってことです。
知っとかナイツ! ゲスト:バカリズム
【サタデー知っとかナイツ! ゲスト:バカリズム 2012年3月17日放送】
ナイツがマセキ芸能社の先輩バカリズムを迎えて数々の質問に答えてもらう『教えて!バカリズム先生!』
プロフィール紹介
“自他ともに認めるセンスの塊”
“ピン芸人のカリスマ・バカリズム”
土屋:升野さんこういうの恥ずかしいのわかりますけども、やっぱこのおおぎりV3(※IPPONグランプリ)っていうのがありました。
升野:うん。ありましたよ。
塙:R-1グランプリも実質ね、優勝ですよ。
升野:あの回ね(笑)
土屋:無駄にネットを荒らしてもしょうがないんでその辺はいいですけども。
まずは過去をほじくり返して塙さんのひとブッ込みw
◆絶対優勝しろよ!
塙:(THE MANZAIの)決勝戦前日に会った時に「優勝しないと意味ないからなお前ら。絶対優勝しろ!絶対意味ないよ!絶対意味ないよ!」っつって。
升野:あれは、ほんとに思ったの。俺もキャリアの中で「ここ絶対に結果残さなきゃいけない」っていうのってわかんのね。あんの。で、そん時はちゃんと頑張って結果残してその後にいい結果になってんのね。で、「ナイツこれ絶対M-1よりもここ絶対獲らなきゃダメだな」って思ったの。
土屋:で、言われたんすよ、ほんとにね。いや、ちょっとなんか「頑張って!」とかそういうノリじゃなかったんだよね。「ちょっとほんとにお前らここだぞ!」って言われた。
升野:そうそう。ウケも大事だけどもそれよりも優勝っていう結果を絶対残さなきゃいけない大会だなって思ったの。ナイツにとって一番。たら、まぁ、優勝しなかったけど…(笑)
塙:まぁ合格ですか?
升野:え?まぁまぁ、いやでも優勝してほしかったなぁ…
土屋:やっぱ優勝か優勝じゃないかは大きいって話でしたもんね。
升野:そうそうそうそう。だから俺IPPONグランプリの1回目の大会は「俺これ絶対優勝しなきゃいけないな」って思ったね。めちゃめちゃプレッシャーだったよ、それは。
土屋:それで優勝したんすもんね。
升野:優勝したから。「あ、ナイツここだ」って。
塙:第1回だったしね。
升野:そうそう。第1回って大事なのよ。残るからずっと。
土屋:前日それ升野さんに言われたから、ちょっと気引き締まりましたもんね。
塙:それでちょっと緊張しすぎちゃって(笑)
升野:そのプレッシャーをも乗り越えて結果を残さなきゃいけない程の大会だったの、あそこは。
THE MANZAIの裏では升野さんとナイツのこんな熱いやり取りがあったとは。
でもこれバナナムーンの「絶対優勝しろよ!」「絶対優勝するぞ!」が浮かんじゃうなw
とはいえ獲らなきゃいけない所をちゃんとモノにしてきた升野さん。
簡単に言ってるけどこれが出来るっていうのはやっぱり“持ってる人”なんですよね。
◆ウンナンイズムの継承者
マセキの後輩、特に日本映画学校出身の後輩は升野が厳しいのでみんな辞めてしまったと冗談半分に指摘する塙。
それに対して升野は
升野:だからマセキをね、俺らはね、今までウッチャンナンチャンさんにね、出川さんに、養ってもらってきたわけですよ。仕事がない時とか。こっから我々が今度引き継いで頑張っていかなきゃいけないって自覚はあるんですからね。僕は。
※次の部分、実際にはちょっと話が前後していますがご了承を
塙:ウッチャンナンチャンさんですもんね、元々好きなの。
升野:ウンナンさんに憧れて俺まず日本映画学校入って、そこからマセキだから。ウンナンイズムですよ俺は。唯一。ナイツ全然ウンナンイズムじゃないよ。
土屋:そんなことないです(笑)
升野:俺唯一だよ!
土屋:唯一じゃないでしょ(笑)
升野:ウッチャンナンチャンさんと同じ学校入って担任の先生も一緒で、最初はショートコントから入ってるわけですよ。やっぱウンナンさんのコントの影響も受けてるわけ。ネタの作り方、内村さんとか特に。
塙:ウッチャンナンチャンさんどっちのイズムですか?
升野:えっ?両方ですよ。なんでわざとギスギスさせようとすんの?(笑)ほんと今でも内村さんに似てるって言われる。司会してたりとかコントしてたりして。だからそれは引き継いでるわけでしょ?コント芸人だし。
塙:なるほどね。
升野:何、そのナイツの…
塙:(内海)桂子イズムです。
升野:そうか、もっと上か。
土屋:後付け感はあるんですけど(笑)
塙:なっちゃった。
升野:なっちゃったって(笑)
やってることが似てるとはあまり思わないんですけど、升野さん自身はウンナンさんに強いこだわりがあるんですね。
なぞるだけが影響を受けるということでもありませんし。
将来的にネタがベタにシフトしていったらそれはそれで面白いというか興味深いですがw
◆ナイツとの出会い
塙:升野さんは普段仲いい人いるんですか?
土屋:まあね、“人見知り芸人”ていうね。
升野:仲いい人いないよ(笑)強いて挙げるなら東京03とか?その辺は昔っからライブで一緒だし、同期…ちょっと向こうのが上なんだけど。
塙:エレキコミック仲いいじゃないですか?
升野:エレキコミックもだいたい同期ぐらいだね。でもまあプライベートでご飯食べ行くとかはない。
塙:昔エレキコミックが大学生、僕が要するに同じ大学の後輩で。
升野:あっ、そう!学校俺遊び行ったんだよね。野球したよね一緒に。
土屋:落研になぜか升野さんがね、来てたんだよね。
升野:俺と片桐さんも来てて。
塙:あの、仁さんね。
升野:そうか、そん時が俺は塙と初対面なんだね?
塙:そうですそうです。
土屋:僕もそん時…
升野:つっちーいた?いないいないいない。
土屋:入部してました。岸くんと仲よかったでしょ?
升野:岸くんは覚えてる。
塙:どきどきキャンプの岸くんね。
土屋:岸くんと同期で、あのー、会いました。
升野:まあ、会ってないけど。
土屋:分かんないだけで(笑)
升野:会ったことにしときますけど。
エレ片とナイツが大学生の頃から交流がある升野さん。
つっちーはスカされてますがw
あと本当に仲がいい後輩であろうと思われる渡辺ラオウ、鬼ヶ島アイアム野田、この2人の名前は基本的にどこでも出さない升野さんw
これも後輩に対する厳しさのひとつでしょうか?w
◆教えて!バカリズム先生!
リスナーからの質問
- IPPONグランプリにまだ出場していない人で強者だと思う人はいますか?
塙:ライバルって誰か思ってる人いるんですか?
升野:ライバル?えぇー?ライバル…意識してる……やっぱりジュニアさんとか有吉さんは強いから意識はするし、実際見てても俺普通に答え好きで笑うこともあるし、割りとお互いの答えで笑い合ったりするから。
土屋:まあ大喜利の上手い人はいっぱいいますもんね。
升野:いっぱい…誰だろうな?
土屋:関西ではそれこそ『ダイナマイト関西』ってずーっとやってるわけですから。
塙:バッファロー吾郎さんとかね。
升野:そっかそっか。あれ?オードリーの若林さんって出たっけ?出たか。
土屋:出てましたよ。
升野:でも大喜利面白いよね。上手いよね。
塙:若林くん結構ね、面白いですよね。これ若林くん絶対喜ぶと思います。
升野:ほんと?
塙:あんま接点無いんでしたっけ?
升野:番組で会うけど、ほとんど(カメラ)回ってないとこでしゃべったことない。
塙:ハッハッハ(笑)2人そうなんですね(笑)
大喜利の面白さって芸人の能力を測る上でかなり信頼出来る指標のひとつだと思うので、そこを評価される人は単純に嬉しいでしょうね。
バヤシさんとも今ではレギュラー番組で共演してたぶん仲も多少は深まったかと。
大喜利とは全く関係ない番組ですがw
- バナナマン日村さんと同居していた升野さん。こいつなら一緒に住んでもいいと思うのは?
升野:あぁ〜なるほどね。まず大前提として、あの日村さんとの同居を経て、もう二度と誰とも一緒に住みたくないっていうのがまずある(笑)人と住むって大変だなっていうのが。
塙:部屋別々だったんですか?日村さんと。
升野:一緒だよ。一緒だよ〜!最初6畳一間に一緒に住んでんだもん。1年ぐらい。
それでも後輩よりは先輩と一緒に住むほうがまだいいらしいです。
で、日村さんは本当に良い人だと。
- 好きな番組を乗っ取るとしたら?
升野:NHKの『将棋の時間』(笑)俺ちょっと将棋好きなの。あんま言わなかったけど。
土屋:MCですか?
升野:MCやりたい。将棋盤の隣に立って解説したらちょっと面白いじゃん(笑)
塙:絶対見てる人コントだと思いますけどね、一瞬。
升野:思うけど、将棋番組はちょっとやりたいよね。お笑い番組というよりも、ちょっと変わった番組をなんか自分の、あのー…
塙:色を出していく。
升野:そうそう。伝えるみたいなことはやってみたい。
これ見たいなあw
何かあるんじゃないかと期待するんだけど何もないっていうのもいいですねw
- いつから学校でウンコするのが恥ずかしくなったか?
升野:俺はもう幼稚園ぐらいから恥ずかしくて。でもトイレ行かないと漏れちゃうじゃん?だから俺がやってた技があって。それが、パンツに手を突っ込んでちょっとずつ小出しにして、ゴミ箱に捨ててたの。バレないように。
土屋:マジすか?
升野:パンツに漏らすよりいいでしょ?ちっちゃいからベチョベチョじゃないというかサラサラのコロコロなのよ。
升野:ある時、近所の兄ちゃんと遊んでたらいつものようにしたくなって、ちょっとやって捨ててたの。しばらくしたら近所の兄ちゃんがすっげー俺がやったの見てんのね。で、「どうしたの?」って聞いたら「ウサギがいる!」と。この辺に(笑)俺自分のだって言えないから「ウサギいるねえ」って。住宅街でいるわけないのよ。いるはずのないウサギを日が暮れるまで(笑)
土屋:凄いなそれ!
さすがにこんな手法は今まで聞いたことがないw
- ナイツの暴露ネタ・嫌いな所があったら教えて下さい。
升野:昔聞いた噂ね。マセキの後輩から聞いた噂なんだけど、若手のライブやってて投票制だと。投票制で次のライブに出れるどうかが決まるみたいな時に、どうやらナイツが友達たくさん呼んで組織票でアンケートを(笑)「ひでえ奴らだな!」っつって。その頃まだ俺そんなナイツと仲良くなかったから、俺そん時ナイツすげー1回大嫌いになったの。
土屋:わかりますわかります。
升野:事実かよ!(笑)
土屋:それをやってめちゃくちゃ怒られましたね。
塙がライブの客の9割を知り合いで埋め不正をしようとしたが、指示がうまく伝わらずアンケートの結果が極端になったためバレてしまった。
塙:でもそういうことやんないと勝ち上がれなかった。
升野:あの時はもう10年ぐらい前ですから。時効、時効としてね。
土屋:我々全然人気なかったですからね。
もしナイツが升野さんの直属の後輩だったらと考えると怖い話です。
武闘派升野のお出ましは間違いないw
なかなかテレビやラジオでマセキの先輩後輩の話は聞かないので貴重な機会だったと思います。
この回に限った話ではありませんが、塙さんが普通の人はしない話題をブッ込んでくれるからというのもあります。
そういう点では塙さんは爆笑問題太田さんと同じように確信犯な“空気の読めない人”で、本当に聞きたいこと引き出してくれる上に周りも苦笑で済んじゃうという奇特な存在ですねw
舞台「田中が考え中」〜第1幕〜 事前特番2日目
ワタナベプラス『田中が考え中』3夜連続事前特番2日目
演出という立場でありながらメンバーの細かい所はよく知らない田中。
田中:(高橋は)老けてるけどちょっと若く見える“ならず者”でしょ(笑)
高橋:西部劇みたいに言うな人を!なんだ“ならず者”って(笑)
鬼ヶ島野田と篠崎愛に関してはほぼ知らない。
フリートークで距離を詰めたいが、特に篠崎に対してそれが出来ない。
続きを読む高橋:それはそうだよ。芸人は気使わずにいくらでも話せるけど、そりゃ若い女の子…。鈴木さんだけだよ、篠崎さんのマネージャーさんが途中で帰った瞬間に「愛ちゃん、マネージャーさん帰ったね」つって。変態みたいな目で(笑)
田中:そうそうそう。篠崎さんのことすぐ「愛ちゃん」て呼び始めた(笑)マネージャーが帰った後(笑)
高橋:もちろん「篠崎さん」て呼んでるだけどボケで「愛ちゃんさ」っていきなり呼び出して(笑)野田だって途中から空気を読んだのかもうボケていいと思ったのか「愛様!」って呼んでたもんね。
田中:なんで下から行くんだ(笑)
大泉VS バナナマン『とんねるずに“憧れ負け”』
【HBCラジオ 『大泉洋60分一本勝負 大泉VSバナナマン』 2012年3月17日放送】
過去に因縁のある(?)両者が60分語り合う。
全編面白かったんですけどとんねるずについて語っていた部分を取り上げます。
“怖い芸能人”というトークテーマ。
大泉洋は石原軍団、泉ピン子、明石家さんまの名前を挙げる。
一方バナナマンは…
設楽:今この話してて一番出てきてんのはまぁとんねるずさんだね。いや、これは大泉さんも食らってる「マグロ!」っつって言った時に。
大泉:僕も、僕も、僕も怖いです(笑)
設楽:いや、とんねるずさん憧れでもありね、尊敬する先輩で。
大泉:僕らの世代は寝ても覚めてもとんねるずでしたよね。とんねるずの番組見逃したらもうね、大変だ。ビデオ借りて。
日村:ついて行けないんだから。
設楽:もう俺『バレンタインハウス』(※『ねるとん紅鯨団』のグッズショップ)とかにもグッズ買いに行ってましたからね、学生の時とか。
日村:『そろばんずく』(※86年公開のとんねるず主演映画)とかも観に行ったし。
設楽:観に行ってる、観に行ってる。大好きで。で、一緒に今仕事させてもらって超嬉しいんですけど、やっぱ怖い。どっか。だって急に突然来て「行くぞ!」とか言われたら「えぇっ!」っつって。
(大泉爆笑)
日村:そう。あのね、まともに最近ご挨拶してから仕事始まったことないすもん、俺。もうね、乗り込まれてからのスタート。
大泉:ピッカピカ光った時計なさってますけど。
日村:こうれはもう今これね、ロレックスつけてます。これも、ハワイで急に来て「買いに行くぞ!」
設楽:時計とあとスーツとか諸々合わせて日村さん今いくらぐらいだっけか?300万はもう超えてる?
日村:300じゃないぐらいはもう…スーツだって2着、モノ全部いいもんだから結果オッケーなんですよ。でも、大泉さんマグロでしょ?
設楽:あれ見て笑ったなぁ、面白かったな。
大泉:消え物ですからね、僕の。
設楽:そうそう、残らないからね。
日村:要はあれですもんね、ドラマへのね。
設楽:あれも100超え?
大泉:160万。
設楽:ブッ!(笑)
日村:結構一発のデカさは相当な、かなり上位に入ってますから。僕は114ですからこれ。
大泉:あの人達って、な、な、何なんですかね?(笑)
日村:何なのかわからない。もうね、神様なんですよ。ほんとに。憧れちゃったからこっちは。
設楽:“憧れ負け”っていう言葉があって、憧れちゃったら負けなんです。
大泉:でもなんか僕達が憧れた頃のとんねるずさんてあそこまでじゃない気する。もっとね、なんかちゃんとご自身のコントとかね、そういうことであって今もうただムチャクチャじゃないですか。もうやってくることが。
日村:ムチャクチャでっつったらね、あの頃もムチャクチャだった。
設楽:あの頃もよく考えれば俺らが見てたコントで当時ビンビンの宮沢りえさんの股間にポンとかやったりとか…
日村:いきなりキスしちゃったりとかね。
設楽:そうそう、そう!キスしちゃったり。だからあの一面は全然あって、それなんじゃないですか?
大泉:さすがにこのご時世で出来なくなったことがいっぱいある中で、出来る人にはやっていこうっていう姿勢なんですよね(笑)
日村:やっちゃうんだもん。
設楽:前もなんかスタジオのコーナーで、なんかバレーボール使って何か特技披露するっていうくだりがあったんすけど、それいきなり至近距離でノリさんが思いっきり蹴飛ばしてバァーン!ってぶつかってみたいな、もうメチャクチャなんです。やりたいことも一切やらないし、“ぶっ壊し”の美学…俺らはそこを見て超憧れてたから。
日村:だからタカさんムチャクチャと思いきや…
(一同声を揃えて)ノリさんが!
日村:実は相当ヤバいっていう。
設楽:タカさんもムチャクチャですけど。
日村:お二人ともぶっ壊す派だから!
設楽:でも怖いとはいえ一緒にいてこう嬉しさもあるからね。
日村:そこがね、勝っちゃうの。最後。
設楽:「行くぞ!」って言われたらね、やっぱり。
大泉:僕が初めて出たのは『うたばん』だったんですよね。
日村:『うたばん』なんだ。
大泉:一番最初にとんねるずさんと絡んだのが『うたばん』
日村:それでもうあの関係性を作り上げたというか。
大泉:だからやっぱり凄いですよね。その嗅覚というか。だって僕は芸人として出てないわけでしょ?「北海道から来ました」ってポンっていきなり出たわけですよ。スターダストレビューさんと。で、タカさんがそれ見てまずは髪の毛ですよね。
日村:「チリチリこの野郎」って。
設楽:チン毛。
大泉:「ライオネル・リッチーみたいだね」っていうところから…始まって。
日村:ライオネル・リッチーさんからね、チン毛じゃなくてね。
大泉:まだチン毛じゃない。やっぱ会ってどういう人かもわかんないのに突然ね「チン毛だなお前」とは言わないでしょ?「ライオネル・リッチーでしょ」っていうとっから始まって、まぁそう言われたら僕も返すわけですよね。たぶんその返しで少しずつ掴んでいかれたんですね。「あっ、こいついいんだな」みたいなことになってって、まぁ大変面白かったんですよ。それで僕も憧れの人だったんで、楽屋、帰り挨拶に行って「あのー今日はありがとうございました。なんかおいしくイジっていただきましてどうもすいません」って言ったらタカさん、僕もう忘れられないですけど「いやぁ、面白く返してくれるからやっただけだよ」みたいな。
日村:あぁ〜、嬉しい。そんなの言われたら。
大泉:その頃はね、嬉しかったんですよ。
設楽:その頃は(笑)
日村:惚れちゃうな、そんなこと言われたら。
大泉:あの頃優しかったんですよねぇ。そっから何回か出るようになってったらどんどん(笑)どんどん酷い扱いになってって。
設楽:あれでも愛情の裏返しですから。好きな人にしかやんないですからね。ああいうことはね。
大泉:大変ね、面白くなるからいいんですけどもねぇ。
設楽:でも怖さはある。
大泉:あります、そりゃ怖いです。あれもうなんだ?わかりやすく怖いですもんね、あの番組は。お金とか飛ぶわけだから。
日村:そう、怖い。あと背もデカいんですよ!勝てないんだもん何もかも。
バナナマンも大泉洋もとんねるずが「怖い」って、別にやる事が怖いとか人物が怖いとかそういう事じゃないんですよね。
もちろんそういう面も含むんですけどw
憧れの存在だから、自分にとってのスターだから、日村さんが言うところの“神様”だからもう存在自体が怖いっていう。
憧れちゃったら負け。“憧れ負け”って表現がとてもしっくりきます。
あと“ぶっ壊しの美学”
これもとんねるずの魅力をよく表してるなぁと思いました。