たりない春日

南海キャンディーズ山里亮太とオードリー若林正恭の2人によるユニット『たりないふたり
中野サンプラザでのライブ1日目の裏側では若林の相方、春日俊彰の“たりない”行動があった!?


会っちゃうふたり

ライブを観に来た多くの有名人の中に春日の姿も。

8月22日放送『山里亮太 不毛な議論』より

山里:春日さんがさ、春日さんね、かわいいのよ(笑)

春日さんは、ライブ終わったら、終わったらね、楽屋にサプライズで来て「若林くん、来てたよ」ってやろうとしてたんだって。春日さんね、来る時道間違っちゃってね、舞台袖入ってきちゃって、で、若林くんに会っちゃったってね(笑)

で、春日さんは若林くんに会ったらオンでそういうテンションでやろうとしてるから、春日さんロボットだから、若林に会う→オンでいつもの春日をやるっていうね、スイッチが入るから、袖で若林くんが歌の確認してんのよ、俺と一緒に。

で、「いやあ、俺なしでお前、行けんのか!」みたいなことを春日が言うわけ。そしたら若林くん、すっげー冷たーい声で「オンで入ってきましたね」っつって。「春日さん、オンで」っつって。「今分かんない?」っつって。「ウィ」っつって(笑)「ウィ。怒ってる?」っつって。「いや、もう、あの」っつって若林くんがマネージャーさん呼んで、「席案内してあげて」っつって(笑)「ウィ」っつって「山里さんほんと、頑張ってください」って、スッと行っちゃったわけ(笑)

オードリーが語るその場面
8月25日放送『オードリーのオールナイトニッポン』より

若林:あのね、あなたもね、芸歴長いじゃない?

春日:はい。13年になりますか、ええ。

若林:本番始まるギリ着いて、楽屋口から入って来たらさ、あのぐらいの時間に袖に出演者が待機してるぐらい知ってるじゃないですか?

春日:そうだね。

若林:なんなんすかあの、本番前袖で話してたら春日が真横通り過ぎるって?本番1分前よ!

春日:いや、あれもね…

若林:で、「あ!春日さんだ」って山ちゃんが言ってさ。で、俺も「あっ!」ってなってさ。したらさ、そのまま通りすぎてくれればいいのにさ、「観に来ましたよ」みたいな。「春日がいなくて大丈夫ですか?」みたいな。もう1分前よ?始まる。「だからちょっとオンやめてよ」と。

春日:ヘハハハハハハハ(笑)

若林:こっちはたりないふたりで、俺たりないふたりにおいてはボケやってるからさ(笑)

春日:おボケさんですね。

若林:ボケやってるから、嫌なのよ。

春日:うんうんうん。

若林:で、なんか山ちゃんはやり取りしてくれてさ、「春日が出ないと危ないんじゃないですか?」みたいな。「いやいや、もうちょっと席案内してあげて」っつって俺が言ってさ。それで「なんなんだよ」と思って、思い返したら芸人交換日記も本番2分前ぐらいにお前楽屋裏うろちょろしててさ。

春日:ガハハハハ(笑)いやそうなのやっぱり。

若林:だいたい分かんじゃん?あのぐらいの時間だったらピリついてるっていうのは。

春日:そうね、そうね。だからアタシもびっくらこいたの。バッて出たらさ、もう袖だったからさ。着いてさ、Dちゃんが待っててくれたのよ。あの、楽屋口みたいな所で。「じゃあもう始まりますんで」っつってバァーって行ってたら、そこにドン!て出ちゃって。私は、その狙いとしてはさ、最後に、こう楽屋に行って「来てました」っていうね。

若林:「実は観てましたよ」

春日:そうそうそう。「おお、来てたのか!」みたいな、感じかと思ったら、開始前にもうバレちゃうっていうね(笑)そうなっちゃったのよ。

若林:だからあの辺にいるの分かるでしょ?

春日:そうなぁ〜、後から考えたら、ちゃんとこうね、用意周到にやっときゃ良かったなと思ってさ。うん、ほんと出番直前だったもんね。そうなった以上はもうオンで行かないとさ、こっちもさ(笑)

若林:いや、お前あそこはオフでいい。「あ…すいません、なんか本番前に。あの、頑張って…頑張って」って言って(笑)

春日:いや、それもなんかさ、アタシも面食らってる部分もあるしさ(笑)そこはちょっとね、オフに出来なかったんですよ。

若林くん、実は僕来てたんだよ!

終演後
山里亮太 不毛な議論』より

山里:で、舞台終わったらさ、俺はあいつそれがすげーなと思うんだけどさ、テレビ収録じゃないんだよ別に?テレビ収録じゃないのにさ、春日さん終わったあと楽屋にさ、「トゥース!」って来て「若林くん、実は僕来てたんだよ!」ってやってて(笑)いや、お前来てた…(笑)なんでまだドッキリやろうとしてんの?(笑)

『オードリーのオールナイトニッポン』より

若林:春日さんが楽屋挨拶に来るという情報が、俺と山ちゃんに入ったの。

春日:はいはいはい。

若林:なんか遅いから、「あれ、まだ?みんな詰まっちゃってんじゃないの?楽屋挨拶」なんつって、「あぁ、ちょっと待ってください」
実はVを回すってことで、春日さんがいつものオンの春日で2人に挨拶していいのか、プライベートっぽい春日で挨拶するのかどっちかを総合演出に確認してるって情報が入って来て(笑)どっちでもいいわ!と思って(笑)

春日:やっぱりその〜、最初に会っちゃってるっていうのもあるしね…(笑)その辺も加味して。

若林:オンで楽屋挨拶来たのって春日と付け焼刃だけだから。

春日:おいおい、入れてんじゃないよスイッチを!えぇ〜!あっそう。

若林:それで「観てやりましたよ」みたいに入ってきてさ。で、白々しかったよほんとに。オンで入ってくるから。

春日:オンですよやっぱ。オンじゃないとやっぱお恥ずかしいっていうのもあったしね。

開演前に顔を合わせてしまって既に来てることはバレてるのに「若林くん、実は僕来てたんだよ!」と言う春日が春日すぎてw
たりないふたりとは違う意味で“たりない”春日のエピソードでした。